NetEnum4操作方法

本オンラインソフトのサポートについて

本ソフトウエアのサポートは終了しました。当面の間、公開のみ継続いたします。

NetEnum4実行画面

NetEnum4実行画面

一覧には、検索により見つけたIPアドレス、ホスト名、ログインユーザ、OS、MACアドレス、所属、コメントが表示されます。
※一覧作成(調査)中は、「登録中」と表示されますがこの一覧への情報登録の事です。

メニュー一覧

NetEnum4メニュー一覧1
NetEnum4メニュー一覧2

機能・説明[ファイル]

検 索

Windowsが認識しているホスト又は、PING応答のあるホストの検索とIPアドレスを一覧表示します。
NetEnum検索

1.検索方法を選択します。
 Windowsネットワークが認識しているホストの列挙 / PINGが通るホストの列挙 いずれかを選択します。

2.Windowsネットワークが認識しているホストの列挙を選択した場合は調査する ワークグループ / ドメイン を選択します。
 PINGが通るホストの列挙を選択した場合はIPアドレスの調査範囲を指定します。
 この時、表示されているネットワークカードの設定から選択する事も出来ます。

3.任意にオプションを指定します。
 調査する際にはPINGが通ったホストのみ表示、ネットワークカードのMACアドレスを取得するオプションが選択できます。
 PINGが通ったホストのみ表示を選択した場合は、調査時のタイムアウトやTTL及び調査間隔を指定できます。
 ※PINGが通ったホストのみを表示を選択できるのは「Windowsネットワークが認識しているホストの列挙」を選択した時のみです。
 ※グローバルIP等を調査するなど応答に時間がかかる場合は間隔を長め(値を大きく)に設定します。
 また、ローカルなどで応答が速い場合は間隔を短く(値を小さく)設定すると良いでしょう。

4.検索ボタンをクリックする事で検索を開始し、一覧として表示します。
 ※ARPキャッシュより検出したIPアドレスは、コメントに「*」を表示しています。

※IEバージョンを取得 機能について
リモートPC側のIEのバージョンを取得するには以下の条件が必要です。
・ネットワーク上のPCに対して管理者権限が必要です。
・リモート・コンピュータのRemote Registryサービスが起動している必要があります。
Remote Registryサービスを起動するには、[管理ツール]-[サービス]を起動して「Remote Registry」を開始してください。

ルート検索

指定したIPアドレス又は、ホスト名までのルートを調査し一覧表示します。
※TRACERTと同じです。
ルート検索

相手先アドレス 調査するIPアドレス又は、ホスト名を入力します。
タイムアウト タイムアウト時間を指定します(1~9999msec ※デフォルト 4000)。
調査回数 最大ホップ数を指定します(1~99 ※デフォルト 30)。
名前解決を行う 調査結果のIPアドレスを名前解決して表示します。
開始 調査を開始します。
閉じる このダイアログを閉じます。

一覧の保存

NetEnum4による検索結果を保存します。※検索結果の保存形式はタブ区切りテキストファイルで拡張子はnemです。

一覧の読込

保存した検索結果を読み込み、表示します。
※読み込むファイルがNetEnum4保存形式で無い場合、予期せぬ不具合が発生する可能性があります。

比較読込

一覧の保存によって保存されたデータを比較検索用に読み込みます。
NetEnum比較読込

1) 比較用の検索結果一覧を[ ファイル ] - [ 一覧の保存 ]によって、拡張子nemファイルとして保存します。
 ※MACアドレスの変更比較などを行う場合は予め、MACアドレス検索オプションを有効にした上で検索しnemファイルを作成しておきます。
 ※前回の調査結果で検索オプションが有効でなく、比較検索した場合は全て変更されたものとして赤で表示されますのでご注意ください。

2) 比較を行う前に[ ファイル ] - [ 比較読込 ]により、拡張子nemファイルを読み込みます(終了する又は、あらためて比較読込を行うまで比較用リストをメモリ上に保持)。

3) [ ファイル ] - [ 検索 ]により、任意の方法で検索を行います。
 前回検索結果との差分は以下の表示色によって表示されます。

※表示色について
灰色:前回との比較で無くなったホスト
青色:前回との比較で追加になったホスト
赤色:前回との比較で変更があった内容

終 了

NetEnum4を終了します。

機能・説明[編集]

一覧をコピー

表示されているホストとIPアドレスの一覧をクリップボードにコピーします。

一覧をブラウザで表示

表示されているホストとIPアドレスの一覧をブラウザで表示します。

ファイルの編集/表示

hosts、lmhosts、service、protocolを参照、編集できます。
lmhosts、hostsファイルにあらかじめ IP アドレスと名前を追加しておくことで、Windowsは高速に名前解決を行うようになります。 lmhosts、hostsファイルにホスト情報を追記する場合はlmhosts、hostsファイル用一覧コピーを使うと、そのまま貼り付ける事が出来ます。
※一般ユーザでの hosts ファイルへのアクセスは禁止されています。serviceは各ポート役割を参照できます。
lmhosts

service

lmhosts、hostsファイル用一覧コピー

hosts、lmhosts編集に適した形式でクリップボードにコピーします。
※ クリップされる形式はTAB区切りテキストです。
メモ帳、エクセル等にそのまま貼り付ける事が出来ます。 ブラウザで表示すると、IPアドレス欄をリンクとして表示し、リンクをクリックする事で共有フォルダを参照できます。 ブラウザで表示すると、ブラウザから印刷プレビューや印刷機能を利用できます。

機能・説明[機能]

IP変換

変換機能選択
IPアドレスに関する様々な表示形式変換を行います。
変換機能選択

IPアドレスとサブネットマスクからネットワークアドレスとブロードキャストアドレスを求める
IPアドレス、サブネットマスクを入力すると自動的にネットワークアドレス、ブロードキャストアドレスを求め、表示します。 この時、表示形式を任意に選択する事が出来ます。
IPアドレスとサブネットマスクからネットワークアドレスとブロードキャストアドレスを求める

IPアドレス値、2進数、10進数等の変換を行う
IPアドレスを入力すると自動的に2進数、10進数、16進数、10進数(逆順)を求め、表示します。
IPアドレス値、2進数、10進数等の変換を行う

IPアドレスとホスト名の相互変換
IPアドレス、ホスト名のいずれかを入力し、変換をクリックすると相互変換を行います。
IPアドレスとホスト名の相互変換

リストファイルからの一括変換
ホスト名又は、IP アドレスが一行ごとに記述されたテキストファイルから「ホスト名 ( IPアドレス )」形式に変換したファイルを出力する機能です。
 1) メニューから選択すると、変換前のファイルを指定するダイアログボックスが出てきます。
 2) 次に保存するファイル名を指定するダイアログが表示されるので、変換後のデータを保存するファイル名を指定してください。

※データの変換例

変換前.txt ファイル 変換後.txt ファイル
hostname001 hostname001 ( 192.168.1.1)
hostname002 hostname002( 192.168.1.50)
192.168.1.100 hostname010 ( 192.168.1.100)
192.168.2.150 hostname100 ( 192.168.2.150)
192.168.3.200 hostname200 ( 192.168.3.200)

情報表示

選択されたホストの時刻取得、再起動、シャットダウン、メッセージ送信を行います。
発信者、メッセージを入力して送信ボタンをクリックすることでメッセージを送信できます。
情報表示

情報表示画面のメニュー構成

情報表示画面のメニュー構成
シャットダウン 指定したホストをシャットダウンします。10秒以内にもう一度押すと中止できます。
再起動 指定したホストを再起動します。10秒以内にもう一度押すと中止できます。
ポートスキャン ポートスキャンを行います。
閉じる このダイアログを閉じます。
ホストの設定時刻 ホストの時計が表示されます。
表示形式 ローカルタイム/グローバルタイムを切り替えます。
メッセージ送信 指 指定したホストにメッセージを送信します。

メッセージ送信

検索結果一覧から選択されたホストに対してメッセージ送信を行います。

ポートスキャン

指定ホストに対してポートスキャンを行います。
ポートスキャンポートスキャン

1) 調査するホスト名又は、IPアドレスを入力します。
 ※HostSonarライセンスキーを購入された方は以下の機能が有効になります。複数ホストの一括スキャンが可能になります。
 ・ホストの追加入力、変更、削除、ホストを列挙してあるテキストファイルからも読み込みが可能になります。
 読み込み可能な形式※ホスト名又は、IP アドレスが一行ごとに記述されたテキストファイル
 IPアドレス
 IPアドレス
 ホスト名
 IPアドレス
 :

2) 調査するポートを指定します。
 開始~終了の入力範囲と一覧から選択されたポートが対象となります。
 ※指定されたポートが重複する場合でも一度だけ調査されます。
 ※一覧の選択は全て選択、選択解除できます。

3) 調査するプロトコルを指定します。
 TCP、UPDより選択されたプロトコルが対象となります。

4) 接続可ポートのみ表示にチェックすると接続可能なポートのみリスト表示されます。

5) 開始をクリックすると調査を開始し、一覧を表示します。
 接続が可能なポートは接続欄に○が表示されます。接続不可ポートは×で表示されます。調査を行わない場合は-で表示されます。

コマンド実行

コマンドプロンプトを起動したり、コマンドの入力をせずに各種ネットワークコマンドを実行します。
コマンド実行
1.コマンドを選択します。
2.IPアドレス、動作内容等コマンドによって必要な引数を入力、指定します。
3.実行をクリックします。

PING 指定された IP アドレス又は、ホスト名に対して PING を実行します。
TRACERT 指定した IP アドレス又は、ホスト名までのルートを調査します。
IPCONFIG ネットワークの構成を表示します。
NETSTAT ネットワークの接続状態を表示します。
NBTSTAT NetBIOSの状態を表示します。
NSLOOKUP DNSネームサーバからの情報を表示します。
PATHPING PING と TRACERT の機能を備えたルートトレーシングツールです。
ROUTE ネットワークルーティングテーブルを表示します。
WHOIS ドメイン情報等を検索します。
ARP adderss resolution protocol の表示を行います。

コマンドプロンプト

コマンドプロンプトを起動します。

サービスメニュー表示

サービスメニューを表示します。

パケットキャプチャ

NetEnum4を実行しているマシンへの入出力パケットをキャプチャします。
パケットキャプチャ

1.監視を行うIPアドレスを指定します。
 ※NICが複数枚の場合、複数のIPアドレスが表示されます。
2.表示・編集で 表示形式を切り替えたり、クリップすることが出来ます。
3.停止する場合は、監視 - 停止を選択します。

MACアドレスの再取得

失敗したMACアドレスの再取得を試みます。

ホスト監視

HostSonarのインストール、設定、ユーザー登録を行います。

設定とインストール

HostSonarのインストール、アンインストール、設定、サービス開始、停止を行います。

ユーザー登録

ユーザー登録を行います。

ログモード動作(Windows Vista/7でのタスクの登録方法)

1.コントロールパネルを開き、管理ツールを選択します。
コントロールパネル タスク

2.タスクスケジューラを開きます。
タスクスケジューラ

3.右メニューの操作より、タスクの作成を選択します。
タスクの作成(全般タブ)

4.全般タブで名前やセキュリティオプションを指定します。
タスクの追加ユーザーまたはグループの選択
※セキュリティオプションは必要に応じて選択してください。

5.トリガータブで新規ボタンを選択し、任意のスケジュールを設定します。
新しいトリガー

6.操作タブで新規ボタンを選択し、参照よりNetEnum.exeを指定します。
新しい操作

7.タスクの作成ダイアログのOKボタンを選択します。
タスクの作成(操作)

8. 実行するファイル名に引数-tを付けて適用をクリックします。ログファイルは日付.log(YYYYMMDD.log)で、NetEnum4インストールディレクトリに生成されます。
※-f オプションにより、ログファイルの出力フォルダ、ファイル名を指定することができます。
例) C:\Program Files\netenum\NetEnum.exe -t -f c:\netenum.log

タスクの解除方法

1.コントロールパネルを開き、管理ツールを選択します。
コントロールパネル タスク

2.タスクスケジューラを開きます。

3.アクティブなタスクよりNetEnum4を選択します。

4.右メニューの操作より、削除を選択します。
タスクの追加

引数

実行ファイルに引数を付けることで動作モードが変更できます。
netenum.exe [ -p ] [ -t { -f ログファイル名 } { -a } { -i iniファイル名 } ]

引数 内容
-p ポートスキャン機能だけを実行します
-t ログを記録します。
-f <ファイル名> ログファイル名を指定 ※省略時はyyyymmdd.log
-a 追記モード(未指定時は上書きします)。
-i <ファイル名> 設定ファイルを指定します。※省略時はNetEnum.ini
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