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サポート掲示板にて承っております。
※お電話でのサポートは承っておりませんのでご了承くださいませ。
また、ご質問・ご意見は受け付けいたしますが、返答の保障はできません。
ファイル | 設定を読込 | 設定をiniファイルから読み込みます。 |
---|---|---|
設定を保存 | 現在の設定をiniファイルに保存します。 | |
終了 | NetEnum5を終了します。 | |
検索 | 検索設定 | 選択した方法によりネットワークを検索します。 |
一覧の読込 | 保存した検索結果を読み込み、表示します。 | |
一覧の保存 | NetEnum5による検索結果を保存します。 | |
比較 | 2つの検索結果画面に表示されたデータを比較します。 | |
ホスト詳細表示 | 検索結果から選択したホストの詳細情報を表示します。 | |
MACアドレス再取得 | 失敗したMACアドレスの再取得を試みます。 | |
MACリスト更新 | MACアドレスとベンダー名リストを更新します。。 | |
ブラウザに表示 | 検索結果をブラウザに表示します。 | |
一覧をクリップ | 〃 をクリップボードにコピーします。 | |
lmhosts/hostsファイル用一覧コピー | 検索結果をファイル、lmhosts/hostsの編集に適した形式でクリップボードにコピーします。 | |
IPアドレス表示変換 | IPアドレスの連続した0を省略するか切り替えます。 | |
機能 | IPアドレス範囲計算 | IPアドレスに関する範囲計算を行い、計算結果を様々な表示形式で表示します。 |
IPアドレス一括変換 | テキストファイルに記載したIPアドレスをホスト名に一括変換し、ファイルに出力します。 | |
ポートスキャン | 指定ホストに対してポートスキャンを行います。 | |
パケットキャプチャ | NetEnum5を実行しているマシンへの入出力パケットをキャプチャします。 ※管理者権限が必要です。→NetEnum5を管理者権限で実行する | |
コマンド実行 | 各ネットワークコマンドを実行します。 | |
メッセージ送信 | 他ホストへメッセージを送信します。 | |
コマンドプロンプト | コマンドプロンプトを起動します。 | |
サービスメニュー表示 | サービスメニューを表示します。 | |
ファイルの編集/表示 | ファイル、lmhosts/hosts/service/protocolを参照、編集します。 | |
ウィンドウ | 重ねて表示 | 表示されているウインドウを重ねて整列します。 |
アイコンの整列 | 最小化されているウインドウを整列します。 | |
最大化 | 選択しているウインドウを最大化します。 | |
最小化 | 選択しているウインドウを最小化します。 | |
次のウインドウ | 操作対象を次のウインドウに変更します。 | |
元のサイズ | 選択しているウインドウを直前のサイズに戻します。 | |
閉じる | 選択しているウインドウを閉じます。 | |
すべて閉じる | 表示しているウインドウを全て閉じます。 | |
その他 | その他の設定 | 外部エディタやブラウザの場所、ホスト詳細取得に使用するアカウントを指定、アイコンサイズを設定します。 |
ログモード起動時の設定 | ログモード起動時のオプションを設定します。 ※他のユーザー、または管理者権限で作成したタスク修正時は、 管理者ユーザーでログインし、NetEnum5を管理者権限で起動してください。→NetEnum5を管理者権限で実行する | |
バージョン情報 | 本ソフトウエアのバージョン情報を表示します。 |
設定をiniファイル( デフォルトnetenum5.ini )から読み込みます。
※設定項目について
現在の設定をiniファイル( デフォルトnetenum5.ini )に保存します。
※設定項目について
NetEnum5を終了します。
選択した方法によりネットワークを検索します。
1) 検索種別を選択します。
[ Windowsが認識しているホスト ] / [ IPアドレス ] / [ ルート ] のいずれかを選択します。
Windowsが認識しているホスト | Windowsが認識しているホストを列挙します。 |
---|---|
IPアドレス | 選択した範囲のIPアドレス内に存在するホストを列挙します。 |
ルート | 対象ホストまでのネットワーク経路に存在するホストを列挙します。 ※ネットワークコマンドのTRACERT同様の検索です。 |
2) 検索種別に応じた検索条件を設定します。
[ Windowsが認識しているホスト ]
検索APIを[ WS-Discovery ]または[ Windows Networking Function ]から選択します。
※SMB1.0/CIFSクライアントが無効の場合は[ Windows Networking Function ]を選択できません。
ネットワーク上に存在するコンピューター以外( プリンタなど )の機器の情報も検索できます。
・WS-Discovery方式
・ネットワーク機器を列挙する:ネットワーク上の機器の情報を表示します。
・タイムアウト:検索完了を待つ時間( 1~999sec)。
・Windows Networking Function方式
・ワークグループ/ドメイン
調査する ワークグループ / ドメイン を選択できます。
・ネットワーク機器を列挙する:ネットワーク上の機器の情報を表示します。
・キャッシュを使用しない:検索によりネットワーク機器の情報を取得します。
※初回検索時や、前回検索をキャンセルした場合は検索を行います。
※未選択にした場合は検索キャッシュからネットワーク機器情報を取得します。
・タイムアウト:ネットワーク機器の検索完了を待つ時間( 1~999sec)
[ IPアドレス ]
IPv4 / IPv6 のいずれかを選択したうえで、調査範囲を設定します。
※初期状態はネットワークカードのIPアドレス、サブネットマスクから調査範囲が設定されています。
[ 編集 ]ボタンをクリックすると調査範囲設定画面が表示されます。
[ クリア ]ボタンをクリックすると調査範囲が初期状態に戻ります。
[ IPアドレス ]
・PING
検索時に実行するPINGのタイムアウトやTTL、調査間隔を指定できます。
タイムアウト:PING応答を待つ時間( 1~9999msec)
TTL:通過可能なゲートウェイ/ルーターの数( 1~255 )
間隔:PING実行間隔( 1~9999msec )
※グローバルIPを調査する際等、応答に時間がかかる場合は各値を大きく設定します。
また、ローカル内で応答が速い場合は小さく設定すると良いでしょう。
・名前解決を行う
検索したIPアドレスに対応するホスト名を割り出します。
※動作が重い、CPU使用率が高いなど高負荷が予想される場合は
設定ファイルの「名前解決における同時処理上限数( NbtstatMultipleMax )」を
小さく設定してください。
・ARPテーブルのエントリを含める
ホストが認識しているIPアドレスを検索結果に表示します。
※検索時にPING応答が無い場合でも検索結果に表示します。
※ARPテーブル:ホストが保持しているIPアドレスとMACアドレスの対応表
・PINGが通ったホストのみ表示
PING応答のあったホストのみ検索結果に表示します。
・調査範囲設定画面
→検索範囲の絞り込み
調査範囲の設定を行います。
設定した調査範囲一覧は[ 確定 ]ボタンをクリックすると確定されます。
・設定の追加
(1)調査範囲一覧を行選択している場合は[ 選択解除 ]ボタンをクリックし、選択を解除します。
(2)調査対象とする場合は「対象」を選択、除外したい場合は「除外」を選択します。
(3)テキストボックスにIPアドレス範囲を設定します。
※IPアドレス範囲は「IPアドレス」、「IPアドレス」/「プレフィックス」形式、
または「開始アドレス」-「終了アドレス」形式で設定します。
入力例 )192.168.0.120
192.168.0.120/24
192.168.0.1-192.168.0.254
(4)[ 追加 ]ボタンをクリックすると、調査範囲一覧に設定が追加されます。
※調査範囲はAND条件( 指定した条件を全て満たすもの )になります。
※調査するIPアドレスが65536件以内となるよう設定してください。
・設定の表示順変更
調査範囲一覧を行選択した状態で[ ▲ ][ ▼ ]ボタンをクリックすると、選択した設定の表示順を変更できます。
・設定の編集
(1)調査範囲一覧から編集する行を選択します。
(2)「対象」、または「除外」を選択し、テキストボックスにIPアドレス範囲を設定します。
(3)[ 更新 ]ボタンをクリックすると、選択した設定が変更されます。
・設定の削除
調査範囲一覧を行選択した状態で[ 削除 ]ボタンをクリックすると、選択した設定が削除されます。
[ ルート ]
対象ホスト( IPアドレス / ホスト名 )を入力します。
・タイムアウト:PING応答を待つ時間( 1~9999msec)
・TTL:通過可能なゲートウェイ/ルーターの数( 1~255 )
・名前解決を行う
検索したIPアドレスに対応するホスト名を割り出します。
3) 検索結果の表示項目、検索結果の取扱、同時に実行する検索スレッドの上限数、1ページあたりの表示行数を
設定します。
・表示設定
検索結果一覧に表示する項目及び順序を変更することができます。
設定した表示項目は上から順に、[ Windowsが認識しているホスト ]、[ IPアドレス ]での検索結果に反映されます。
表示項目の設定ごとに名前をつけ、保存や選択ができます。
※IEはNetEnum5を管理者権限で実行した場合のみ設定可能です。
・検索結果をクリアしない
最後にアクティブになった検索結果画面( ルート検索結果を除く )に新たな検索結果を追加します。
※検索結果に既に存在するホストは追加しません。
・検索結果を上書きする
検索結果に既に存在するホストの情報を、新たな検索結果の情報で上書きします。
※検索結果をクリアしない場合のみ有効となります。
・同時に実行する検索スレッド
検索スレッドの上限数を入力します( 10~1024 )。
・1ページあたりの表示行数
検索結果一覧の1ページあたりの表示行数を入力します( 1~256 )。
4) [ 検索 ]ボタンをクリックする事で検索を開始し、一覧を表示します。
※リモートホスト側のIEのバージョンを取得するにはリモートホストに対しての管理者権限、
リモートレジストリサービスが起動していることが必要です。
一覧には、検索により見つけた以下の内容が表示されます。
※検索設定の表示項目から、表示する項目、並び順を設定してください。
※同一ホストでIPアドレス、MACアドレス、ホスト名が複数設定されている場合は複数行表示されます。
[Windowsが認識しているホスト/IPアドレス検索]
項目名 | 表示内容 |
---|---|
IPv4アドレス | 検索値 |
ホスト名 | |
IPv6アドレス | |
MACアドレス | |
ベンダー名 | ネットワークカードの製造元 |
ログインユーザ | 検索値 |
OS | Windows:プロダクト名 それ以外:OS名(メジャーバージョン.マイナーバージョン) |
IEバージョン | 検索値 |
PDC/BDC | PrimaryDomainControler / BackupDomainControler |
マスタブラウザ | DomainMatserBrowser / SegmentMasterBrowser / BackupBrowser |
仮想マシン | 仮想マシンは○を表示 |
PING | ○ / 失敗時内容 |
ワークグループ/ドメイン | 検索値 |
ホスト種別 | LocalHost / RemoteHost / NetWorkDevice |
コンピュータの説明 | 検索値 |
検索日時 | 検索結果の取得日時 |
[ルート検索]
項目名 | 表示内容 |
---|---|
No. | 連番 |
IPアドレス | 検索値 |
ホスト名 | |
応答時間 | 応答時間(ms)/ 失敗時内容 |
検索結果の行を右クリックすると拡張機能を使用できます。
HTTPアクセス | Webサービスが起動している場合、Webページを表示します。 |
---|---|
FTPアクセス | FTPサービスが実行されている場合、FTP接続を行います。 |
共有フォルダアクセス | 共有フォルダを参照します。 |
PING実行 | PINGコマンドを実行します。 |
TRACERT実行 | TRACERTコマンドを実行します。 |
ホスト詳細情報 | ホストの詳細情報を表示します。 |
選択行クリップ | 選択行全体をクリップボードにコピーします。 |
選択項目をクリップ | 選択行の選択項目の値をクリップボードにコピーします。 |
※クリップする形式はタブ区切りテキストです。メモ帳、エクセル等にそのまま貼り付ける事ができます。
5) 検索結果の件数が表示行数より多い場合は、ページ下部のナビゲーションを操作して表示ページを移動してください。
※中央に [現在表示しているページ番号] / [最大ページ番号] が表示されます。
[ << ] 先頭ページに移動します。
[ < ] ひとつ前のページに移動します。
[ > ] ひとつ後ろのページに移動します。
[ >> ] 最終ページに移動します。
移動するページ番号を入力し、[ 移動 ]ボタンをクリックすると入力したページに移動します。
保存した検索結果を読み込み、表示します。
1) メニューから [検索] -> [一覧の読込] を選択、またはツールバーの [一覧の読込] をクリックします。
2) 読み込む検索結果を選択します。
※読み込むファイルが一覧の出力結果でない場合、予期せぬ不具合が発生する可能性があります。
3) 「検索結果一覧の読込形式」画面から読込形式を設定します。
※設定しない場合は、区切り文字:タブ、引用符文字:なしで読み込みます。
※保存時と異なる読込形式を設定した場合は、検索結果を読み込めません。
・区切り文字
タブ、セミコロン、カンマ、スペース、その他から一つまたは複数選択します。
[ 連続した区切り文字は1文字として扱う ]を選択すると、連続した区切り文字を1つの区切り文字として読み込みます。
※その他を選択した場合、任意の半角英数記号を入力可能です。
※引用符文字と同じ区切り文字を設定できません。
・引用符文字
なし、ダブルクォーテーション、シングルクォーテーションから選択します。
NetEnum5による検索結果を保存します。
1) 保存したい検索結果一覧を選択します。
2) メニューから [検索] -> [一覧の保存] を選択、またはツールバーの [一覧の保存] をクリックします。
※検索結果が未選択、または空の場合[一覧の保存]を選択することができません。
3) 「検索結果一覧の保存形式」画面から保存形式を設定します。
※設定しない場合は、区切り文字:タブ、引用符文字:なしで保存します。
・区切り文字
タブ、セミコロン、カンマ、スペース、その他から一つ選択します。
※その他を選択した場合、任意の半角英数記号を入力可能です。
※引用符文字と同じ区切り文字を設定できません。
・引用符文字
なし、ダブルクォーテーション、シングルクォーテーションから選択します。
2) 検索結果の保存先を設定します。
※拡張子未指定の場合は.csvとなります。
※一覧の出力結果csv(※character-separated values)について
タブ区切りテキストデータのため、他のアプリケーションから開くと、意図しないデータの取り扱いになる場合があります。
2つの検索結果画面に表示されたデータを比較します。
1) 比較対象の検索結果一覧を検索の実行、または[ 検索結果 ] - [ 一覧の読込 ]によって、検索結果画面に表示します。
※比較可能な検索結果は、比較時のキー列のいずれかが一致している必要があります。
MACアドレスの変更比較などを行う場合は予め、表示項目にMACアドレスを設定した上で検索してください。
※[ Windowsが認識しているホスト ] / [ IPアドレス ] と [ ルート ] との検索結果は比較できません。
2) [ 比較設定 ]画面から比較元、比較先の対象画面を2つ選択し、比較時のキー列( IPv4アドレス/IPv6アドレス/ホスト名/MACアドレス/No. )を指定します。
※選択した比較対象画面に共通の表示項目のみ比較時のキー列として選択できます。
3) [ 比較 ]ボタンをクリックすると、比較先対象画面に比較結果を表示します。
前回検索結果との差分は以下の表示色によって表示されます。
※表示色について
灰色:比較先で無くなったホスト
青色:比較先で追加になったホスト
赤色:比較対象画面で変更があった内容
検索結果から選択したホストの詳細情報を表示します。
・ホスト情報
検索結果の各値を表示します。設定時刻は追加取得できた場合表示します。
・再取得
検索時に取得できなかった、または非表示だった項目の再取得を行います。
再取得結果は検索結果画面に反映されます。
・詳細情報
対象ホストにログインしているユーザやホストの詳細情報を表示します。
取得ボタンをクリックすると取得、表示します( 初期状態は非表示 )。
※情報の取得には次の条件を満たす必要があります。
・対象ホストがWMI( Windows Management Instrumentation )の受信を許可している →WMI受信の設定
・対象ホストがリモートRPC操作を許可している →RPCサーバーの設定
・その他の設定画面-「ホスト詳細取得に使用するアカウント」に設定したアカウントと同一のアカウントが対象ホストに存在している(要パスワード)
・ホスト送信
対象ホストに次のコマンドやメッセージを送信することができます。
・シャットダウン:対象ホストをシャットダウンします。※要ホスト名
・Wake On LAN:対象ホストに電源を入れます。※要MACアドレス
・メッセージ:対象ホストにメッセージを送信します。※要ホスト名またはIPアドレス
※Windows HomeエディションでNetEnum5を実行した場合、Msg.exeが含まれていないためメッセージ送信できません。
失敗したMACアドレスの再取得を試みます。
MACアドレスとベンダー名リストを更新します。
※このリストは検索結果一覧でのベンダー名の表示に使用されます。
※更新時にはインターネットに接続し、最新のMACアドレス情報を取得します。
検索結果の一覧をブラウザに表示します。ブラウザから印刷プレビューや印刷機能を利用できます。
※IPアドレス欄のリンクをクリックすると共有フォルダを参照できます( IEのみ )。
検索結果の一覧をクリップボードにコピーします。
hosts、lmhosts編集に適した形式で、ホスト名とIPアドレスの一覧をクリップボードにコピーします。
※クリップする形式はタブ区切りテキストです。メモ帳、エクセル等にそのまま貼り付ける事ができます。
IPアドレスの連続した0の表示を省略するか切り替えます。
例 )IPv4:192.168.1.1 <--> 192.168.001.001
IPv6:fe80::f55b:ef26:ec0:d1d2 <--> fe80:0000:0000:0000:f55b:ef26:0ec0:d1d2
IPアドレスに関する範囲計算を行い、計算結果を様々な表示形式で表示します。
1) IPv4、またはIPv6を選択し、範囲を計算するホスト、またはIPアドレスを入力します。
※▼ボタンをクリックでホスト名からIPアドレス、▲ボタンをクリックでIPアドレスからホスト名の名前解決を行います。
2) 必要に応じてプレフィックス、サブネットマスク、マスクビットの値を選択します。
※IPv6選択時はプレフィックス、サブネットマスクのみ。
3) [ 計算 ]ボタンをクリックします。
4) 計算結果を選択した表示形式( IPアドレス/16進数/10進数/10進数(逆数)/2進数 )に従って表示します。
[ IPv4 ]選択時
IPアドレス | 計算対象に設定した値 |
サブネットマスク | |
ネットワークアドレス | ネットワーク自体を表すIPアドレス |
ホストアドレス開始 | 〃 内の先頭 〃 |
ホストアドレス終了 | 〃 内の最終 〃 |
ブロードキャストアドレス | ネットワーク内のすべての機器に一斉配信するためのIPアドレス |
逆引き表記 | ネームサーバーの逆引き参照ゾーン設定用表記 |
ホストアドレス数 | ネットワーク内のIPアドレス数 |
アドレスクラス | 2進数化したIPアドレスの先頭の数ビットによる分類 |
[ IPv6 ]選択時
※表示形式はIPアドレス/16進数/10進数/2進数より選択。
IPアドレス | 計算対象のIPアドレス |
範囲内の最終アドレス | ネットワーク内の最終IPアドレス |
省略表記 | 〃 すべての機器に一斉配信するためのIPアドレス |
逆引き表記 | ネームサーバーの逆引き参照ゾーン設定用表記 |
アドレス数 | ネットワーク内のIPアドレス数 |
アドレスタイプ | グローバルユニキャストアドレス:グローバルIPアドレス リンクローカルアドレス:プライベートIPアドレス マルチキャストアドレス:ネットワーク内のすべての機器に一斉配信するためのIPアドレス ループバックアドレス:自身から自身に送信される際に使用されるIPアドレス |
※計算結果の行を右クリックすると行ごとに値をクリップできます。
・選択行をクリップ:クリップ対象は行単位
・選択行の値をクリップ:クリップ対象は行内の選択項目
5) [ 計算結果全体をクリップ ]をクリックすると選択した表示形式でクリップボードにコピーします。
テキストファイルに記載したIPアドレスをホスト名に一括変換し、ファイルに出力します。
1) 変換元のファイルを指定します。
※読み込み可能な形式※IPアドレスが記述されたShift JIS形式のテキストデータ
2) 変換先のファイルを指定します。
※変換元と変換先は同じファイルを選択できません。
3) [変換]ボタンをクリックすると、一括変換し変換先に指定したファイルに結果を出力します。
※出力形式※IPアドレスをホスト名に変換したテキストデータ
4) 変換完了後、変換先ファイルを開いて変換結果を表示できます。
指定ホストに対してポートスキャンを行います。
1) [ IPv4アドレス ]または[ IPv6アドレス ]を選択し、調査するIPアドレスを入力後、[ 追加 ]ボタンをクリックします。
[ 削除 ]ボタンで選択したIPアドレスを調査対象から削除できます( 複数選択可能 )。
※[ 読込 ]ボタンにより、テキストファイルから調査対象IPアドレスを読み込むこともできます( 最大登録数 256件 )。
※読み込み可能な形式:IP アドレスが一行ごとに記述されたタブ区切り、またはカンマ区切りのテキストデータ
IPアドレス
IPアドレス[タブ]~
IPアドレス,~
:
※設定したIPアドレスは、[ 保存 ]ボタンからテキストファイルに保存できます。
※[ 名前解決 ]にチェックすると、IPアドレスに対応したホスト名を割り出し表示します。
2) 調査するポートを指定します。
・ポート番号または範囲を指定
対象ポート、またはポート範囲( [開始ポート]-[終了ポート] )をカンマ区切りで設定します。
・ポート番号から選択
一覧から選択されたポートが対象となります。
※Shiftキー、またはCtrlキーを押した状態で選択すると複数のポート番号を選択できます。
※[ 選択解除 ]ボタンで一覧を全て選択解除できます。
※指定可能な最大ポート数は 10 です。
※指定されたポートが重複する場合でも一度だけ調査されます。
3) 調査するプロトコルを指定します。
TCP、UDPより選択されたプロトコルが対象となります。
4) ポートスキャンのオプション設定を行います。
・タイムアウト:応答を待つ時間( 1~3000msec)
・スレッド数:同時に実行することができるスレッド数( 1~1000 )
・調査間隔:実行間隔( 1~1000msec )
・接続可能ポートのみ表示:接続が可能なポートのみリスト表示します。
5) [ポートスキャン開始]ボタンをクリックすると調査を開始し、一覧を表示します。
プロトコルごとに接続可能なポートは○、接続不可ポートは×を表示します。
調査を行わないプロトコルは-を表示します。
NetEnum5を実行しているマシンへの入出力パケットをキャプチャします。
・ツールバー
左から、以下の機能を実行します。
・開始/停止
パケットキャプチャを開始します。キャプチャしたパケット内容は一覧に表示されます。
表示可能なパケットの上限は1000件です。それを超える場合、古いものから順に削除されます。
※NDIS形式のIPv6パケットキャプチャを選択した場合
キャプチャ開始時、外部で実行中のキャプチャを停止します。
外部でキャプチャが開始された場合、実行中のキャプチャを停止します。
キャプチャ実行中の場合、キャプチャを停止します。
・キャプチャするインターフェース
パケットを監視するネットワークインターフェースを選択します。
・設定
キャプチャ設定画面を表示し、キャプチャ対象の設定を行います。
・一覧の保存
一覧の内容をファイルに保存します。パケット欄はバイナリー形式、アスキー形式の順で出力します。
No.は保存しません。
・一覧の読込
保存した内容をファイルから読込、一覧に表示します。
不正な値が存在するパケットデータは読み込みません。
・クリップ
一覧の内容をクリップボードにコピーします。パケット欄は表示中の形式でコピーします。
クリップした内容を「一覧の読込」で読込むことはできません。
・クリア
一覧の内容をクリアします。
・パケット表示形式( バイナリー )
一覧のパケット欄を16進形式で表示します。
・パケット表示形式( アスキー )
一覧のパケット欄をテキスト形式で表示します。
・パケット表示単位( 32byte )
パケット詳細を32byte毎に改行して表示します。
・パケット表示単位( 16byte )
パケット詳細を16byte毎に改行して表示します。
パケットキャプチャを開始します。キャプチャしたパケット内容は一覧に表示されます。
・パケット一覧
キャプチャ結果を表示します。
右クリックすると、以下の機能を使用できます。
一覧で選択した行のパケット内容を表示します。表示画面の幅にあわせて32byte、16byteを選択してください。
バイナリー | 一覧のパケット欄を16進形式で表示します。 |
---|---|
アスキー | 一覧のパケット欄をテキスト形式で表示します。 |
保存 | 一覧の内容をファイルに保存します。 パケット欄はバイナリー形式、アスキー形式の順で出力します。 |
読込 | 保存した内容をファイルから読込、一覧に表示します。 |
選択行をクリップ | 一覧で選択中の行の内容をクリップボードにコピーします。 パケット欄は表示中の形式でコピーします。 |
一覧をクリップ | 一覧の内容をクリップボードにコピーします。 パケット欄は表示中の形式でコピーします。 |
一覧をクリア | 一覧の内容をクリアします。 |
・パケット詳細
一覧で選択した行のパケット内容を表示します。
右クリックから、パケット詳細の表示を32/16byte毎に選択できます。
[ キャプチャ設定画面 ]
1) キャプチャ対象のインターネットプロトコル、キャプチャドライバを選択します。
・インターネットプロトコル
キャプチャ対象のインターネットプロトコルを選択します。
・キャプチャドライバ
インターネットプロトコルでIPv6アドレスを選択した場合設定します。
・Windows Socket API
他のアプリケーションとの競合はありません。
パケットのヘッダー情報を取得できません。
・NDIS Capture LightWeight Filter
NETSHコマンドやWireSharkなど他のアプリケーションと同時実行した場合、お互いの処理に影響があります。
パケットのヘッダー情報も取得できます。
2)キャプチャ対象のプロトコルを選択します。
キャプチャの対象とするプロトコルにチェックを入れます。
3) キャプチャを行う条件を登録します。
※対象に指定した値(除外に指定した値は除く)のいずれかに一致するパケットをキャプチャします。
※異なる項目同士については、それぞれの条件を同時に満たすパケットをキャプチャします。
※条件未登録の場合は、すべてのパケットをキャプチャします。
・条件の登録
(1)対象、除外のいずれかを選択します。
(2)項目から送信元アドレス、送信先アドレス、送信元ポート、送信先ポート、パケット長 のいずれかを選択します。
※インターネットプロトコルをIPv6、かつキャプチャドライバで Windows Socket API を選択した場合は、パケット長のみ選択できます。
(3)設定した項目の比較する値を設定します。
※「開始-終了」形式で連続する値を設定できます。
項目で送信元アドレス、送信先アドレス選択時はそれに加えてプレフィックス形式も設定できます。
(4)[ 登録 ]ボタンをクリックして条件を登録します。
・条件の更新、削除
条件行のチェックボックスをチェックすると、更新、削除ができます。
1行のみチェックした場合、[ 更新 ]ボタンをクリックすると条件を更新できます。
[ 削除 ]ボタンをクリックすると、チェックしたすべての条件を削除できます。
各ネットワークコマンドを実行します。
1) コマンドを選択します。実行可能なコマンドは次の通りです。
PING | 指定した IP アドレス、またはホスト名に対して PING を実行します。 |
---|---|
TRACERT | 〃 までのルートを調査します。 |
IPCONFIG | ネットワークの構成を表示します。 |
NETSTAT | 〃 接続状態を表示します。 |
NBTSTAT | NetBIOSの状態を表示します。 |
NSLOOKUP | DNSネームサーバからの情報を表示します。 |
PATHPING | PING と TRACERT の機能を備えたルートトレーシングツールです。 |
ROUTE | ネットワークルーティングテーブルを表示します。 |
WHOIS | ドメイン情報等を検索します。 |
ARP | adderss resolution protocol の表示を行います。 |
GETMAC | 指定したホストのMACアドレスを表示します |
HOSTNAME | 使用中マシンのホスト名を表示します。 |
NET | ネットワーク関係の設定や、現在の状態を表示します。 |
NETSH | ネットワークの設定情報の表示や設定を行います。 |
ヘルプボタンをクリックすると、コマンドのヘルプ画面が表示されます。
2) 動作設定や必要な引数を選択または入力して指定します。
※選択したコマンド、動作設定により設定内容は変化します。
※設定した内容からコマンド文字列が作成され表示されます。
3) コマンド実行ボタンをクリックします。実行結果に処理結果が表示されます。
※処理が継続するコマンドの場合、キャンセルボタンをクリックして停止してください。
クリップボタンをクリックすると実行結果をクリップボードにコピーできます。
クリアボタンをクリックすると実行結果をクリアします。
4) 実行したコマンドは最新の100件が実行履歴にリスト表示されます。
・クリア:表示しているコマンド履歴をすべて削除します。
・履歴読込:保存したコマンド履歴をファイルから100件まで読み込み、表示します。
・履歴保存:表示されているコマンド履歴をテキストファイルに保存します。
・履歴実行:選択した実行履歴のコマンドを実行します。
・全履歴実行:
実行履歴に表示されているコマンドを順に連続実行します。
▲▼ボタンや削除ボタンで処理の内容や順序を編集できます。
※キャンセルする場合は、以降全てのコマンドの実行をキャンセルするか、実行中のコマンドのみキャンセルするか選択してください。
他ホストへメッセージを送信します。
※Windows HomeエディションでNetEnum5を実行した場合、Msg.exeが含まれていないためこの機能は使えません。
1) 送信先ホストにホスト名またはIPアドレス、送信先ユーザを設定します。
2) 表示時間を[無制限]、または[指定あり(秒)]を選択します。
※[指定あり(秒)]を選択した場合は、メッセージを表示する秒数を設定します( 1~600秒 )。
3) 送信するメッセージを入力し、[送信]ボタンをクリックすると、メッセージが送信されます。
※送信可能なメッセージの長さは1~255文字です。
コマンドプロンプトを起動します。
サービスメニューを表示します。
hosts、lmhosts、service、protocolを参照、編集します。
lmhosts、hostsファイルにあらかじめ IP アドレスと名前を追加しておくことで、Windowsは高速に名前解決を行うようになります。
ホスト情報を追記する場合はlmhosts/hosts用ファイル一覧コピーを使うと、そのまま貼り付ける事が出来ます。
※一般ユーザでの hosts ファイルへのアクセスは禁止されています。serviceは各ポート役割を参照できます。
※実行中のNetEnum5の子ウインドウに対して、整列・サイズ変更や閉じる操作を行います。
表示されているウインドウを重ねて整列します。
最小化されているウインドウを整列します。
選択しているウインドウを最大化します。
選択しているウインドウを最小化します。
操作対象を次のウインドウに変更します。
選択しているウインドウを直前のサイズに戻します。
選択しているウインドウを閉じます。
表示しているウインドウを全て閉じます。
外部エディタやブラウザの場所、ホスト詳細取得に使用するアカウントを指定します。
・外部エディタ
ファイルを表示する時に使用する外部エディタを設定します。
・ブラウザ
処理結果を表示する時に使用するブラウザを設定します。
・ホスト詳細取得に使用するアカウント
ホスト詳細画面での詳細情報の取得に使用します。
指定のアカウントを選択した場合は、ユーザ名及びパスワードを入力してください。
・アイコンサイズ
アイコンボタンのサイズを設定します。
ログモード起動時のオプションを設定します。
1) ログモードの起動設定を新規作成するか、既存の設定を修正するか選択します。
新規タスク作成:ログモードの起動設定を新しく作成する場合に選択します。
既存タスク修正:登録済みのタスクを編集する場合に選択します。
※他のユーザーが作成したタスク、またはNetEnum5を管理者権限で起動して作成したタスクは、
管理者ユーザーでログインし、NetEnum5を管理者権限で起動して修正してください。→NetEnum5を管理者権限で実行する
※既存タスク修正時は「再取得」をクリックすると、タスクスケジューラから最新のタスク情報を取得します。
2) 新規作成するタスク名を入力、または修正するタスク名を選択します。
新規の起動設定でNetEnum5のショートカットを作成する場合はタスク名の入力は不要です。
3) ログモード起動時のオプションを設定します。
・ログファイルフォルダ
ログファイルを格納するフォルダを設定します。
・ログファイル名
ファイル名を指定する:ログファイル名を個別に指定します。
検索年月日にする:ログファイル名は設定したタイムゾーンで補正された日付.log( YYYY-MM-DD.log )になります。
・ログファイルを上書きする
チェックを外した場合、既存のログファイルに追記します。
・NetEnum5が使用する設定ファイル
ログモード起動時にNetEnum5が読込む設定ファイルを設定します。
4) 「タスクスケジューラに設定」をクリックすると、編集したタスクがタスクスケジューラに設定されます。
※NetEnum5から作成したタスクは[タスクスケジューラ ライブラリ]-[NetEnum5]に格納されます。
※セキュリティオプションやタスクのスケジュールは、タスクスケジューラから設定してください。→ログモード編集
管理者権限でタスクを実行する場合は、セキュリティオプションの設定が必要です。
「タスクスケジューラを表示」をクリックするとタスクスケジューラを起動します。
5) ログモード起動のショートカットを作成する場合は「NetEnum5のショートカットを作成」をクリックし、
ショートカットファイル名、格納場所を設定してください。
本ソフトウエアのバージョン情報を表示します。
1) ログモード起動時の設定画面で、ログモード起動のタスクを設定します。
2) 「タスクスケジューラを表示」をクリックし、タスクスケジューラを起動します。
コントロールパネルから管理ツール(Windows11の場合はWindowsツール)を選択し、タスクスケジューラを開いても構いません。
3) タスクスケジューラ左側の[タスクスケジューラ( ローカル )]-[タスクスケジューラ ライブラリ]-[NetEnum5]を選択します。
※表示されているタスクに差異がある場合は、タスクスケジューラ右側の[操作]-[NetEnum5]-[最新の情報に更新]をクリックしてください。
4) アクティブなタスクより編集するタスクを選択します。
5) 右メニューの操作より、プロパティを選択します。
6) [全般]タブでセキュリティオプションを設定します。
※セキュリティオプションは必要に応じて変更してください。
管理者権限でタスクを実行する場合は、[最上位の特権で実行する]をチェックしてください。
7) [トリガー]タブで新規ボタンをクリックし、任意のスケジュールを設定します。
8) タスクのプロパティダイアログのOKボタンをクリックします。
1) コントロールパネルから管理ツール(Windows11の場合はWindowsツール)を選択します。
※NetEnum5のログモード起動時の設定画面からも、タスクスケジューラを起動できます。
2) タスクスケジューラを開きます。
3) タスクスケジューラ左側の[タスクスケジューラ( ローカル )]-[タスクスケジューラ ライブラリ]-[NetEnum5]を選択します。
※表示されているタスクに差異がある場合は、タスクスケジューラ右側の[操作]-[NetEnum5]-[最新の情報に更新]をクリックしてください。
4) アクティブなタスクより解除するタスクを選択します。
5) 右メニューの操作より、削除を選択します。
実行ファイルに引数を付けることで動作モードが変更できます。
netenum5.exe [ -t { -f ログファイル格納フォルダパス } { -l ログファイル名 } { -z タイムゾーン } { -a } { -i iniファイルパス } ]
引数 | 内容 |
---|---|
-t | ログを記録 |
-f <フォルダパス> | ログファイル格納フォルダを指定( 省略時は検索設定画面で設定したフォルダ ) |
-l <ファイル名> | ログファイル名を指定( 省略時は検索設定画面で設定したファイル名 ) |
-z <タイムゾーン> | 〃 設定したタイムゾーンで補正された日付.log( YYYY-MM-DD.log )に設定 -l オプションが優先される |
-a | 追記モード( 未指定時は上書き ) |
-i <ファイルパス> | 設定ファイルを指定( 省略時は NetEnum5インストールフォルダ\netenum5.ini ) |
<IPアドレス範囲計算>
1) メニュー「機能」より「IPアドレス範囲計算」を選択します。
2) [IPアドレス範囲計算]画面の「IPアドレス」に調査したい範囲が含まれるIPアドレスを入力します。
3) 「プレフィックス」または「サブネットマスク」に任意の値を設定し「計算」ボタンをクリックします。
4) 計算結果の「ホストアドレス開始」と「ホストアドレス終了」の範囲に、調査したい範囲が含まれているか確認します。
※範囲が異なる場合、3) の手順からやり直してください。
→IPアドレス範囲計算について
<検索設定>
5) メニュー「検索」より「検索設定」を選択します。
6) [検索設定]画面の「検索方法」タブを選択します。
7) 「IPアドレス」を選択し、
編集の場合は調査範囲一覧より対象の調査範囲を選択、
追加の場合は調査範囲を選択しないままとしてください( 選択されている場合は「キャンセル」をクリックすると解除します )。
8) 調査対象とする場合は「対象」を、除外したい場合は「除外」を選択します。
9) テキストボックスに [IPアドレス / プレフィックス]を設定します。
※IPアドレスは、[開始アドレス]-[終了アドレス]形式も設定できます。
10) [設定]ボタンをクリックし、調査範囲に反映します。
※調査範囲はAND条件( 指定した条件を全て満たすもの )になります。
11) 調査範囲を行選択して[▲][▼]ボタンをクリックすると、表示順を変更できます。
→検索設定について
リモートホストでの操作
<ネットワーク設定の確認>
1) Windowsスタートメニューより「コントロールパネル」を選択します。
2) [コントロールパネル]画面の「表示方法」より「カテゴリ」を選択します。
3) 「ネットワークの状態とタスクの表示」を選択します。
4) [ネットワークと共有センター]画面で次の項目を確認します。
「アクティブなネットワークの表示」接続名の下:「〇〇ネットワーク」
<ファイアウォールの設定>
5) 「コントロールパネルホーム」を選択します。
6) [コントロールパネル]画面の「システムとセキュリティ」を選択します。
7) [システムとセキュリティ]画面の「Windowsファイアウォールによるアプリケーションの許可」を選択します。
8) [許可されたアプリ]画面の「設定の変更」をクリックします。
9) [ユーザーアカウント制御] ダイアログボックスがデバイスへの変更許可を確認してきた場合、管理者アカウントのパスワードを入力して「はい」ボタンをクリックします。
10) 「許可されたアプリ及び機能」より「WMI( Windows Management Instrumentation) 」を 3 )の値をもとにチェックします。
「パブリックネットワーク」:「パブリック」にチェック
「パブリックネットワーク」以外:「プライベート」にチェック
11) 「OK」ボタンをクリックします。
<リモートホストでの操作>
1) 管理者権限のあるアカウントでログオンします。
2) Windowsスタートメニューより「ファイル名を指定して実行」を選択します。
3) [ファイル名を指定して実行]ダイアログボックスの「名前」に「regedit」と入力して「OK」ボタンをクリックします。
4) [レジストリエディター]画面左側のツリーから次の項目を選択します。
コンピュータ\HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Control\Terminal Server
5) 画面右側のリストから「AllowRemoteRPC」をダブルクリックします。
※存在しない場合は次の手順で作成します。
リスト上で右クリックし、メニュー「新規」より「DWORD(32ビット)値」を選択します。
リストに追加された「新しい値 #1」の名前を「AllowRemoteRPC」に変更します。
6) [DWORD(32ビット)値の編集]ダイアログボックスの「値のデータ」に「1」を入力して「OK」ボタンをクリックします。
<レジストリ操作について>
レジストリはWindowsシステムの非常に重要なファイルです。レジストリーの編集を誤ると、Windowsが起動しなくなるなどの事態が発生する恐れがあります。
レジストリ編集の結果によるいかなる問題に対しても、保証はいたしかねます。お客様の責任において編集してください。
レジストリを編集する際には、あらかじめレジストリキーをバックアップしておくことをお勧めいたします。
NetEnum5を実行するホストでの操作
<アカウントを作成する場合>
1) 送信先ホストと同一のアカウントを作成します。
→アカウントの作成
2) 1) のアカウントでNetEnum5を実行します。
<資格情報を設定する場合>
1) Windowsスタートメニューより「コントロールパネル」を選択します。
2) [コントロールパネル]画面の「表示方法」より「小さいアイコン」を選択します。
3) 「資格情報マネージャー」を選択します。
4) [資格情報マネージャー]画面の「Windows資格情報」を選択します。
5) 「Windows資格情報の追加」を選択します。
6) 次の項目に送信先ホストの情報を入力して「OK」ボタンをクリックします。
「インターネットまたはネットワークのアドレス」:ホスト名
「ユーザー名」:ユーザー名
「パスワード」:パスワード
<一時的に管理者として実行する場合>
1) NetEnum5のショートカットまたは実行ファイルを右クリックし、メニューより「管理者として実行」を選択します。
2) [ユーザーアカウント制御] ダイアログボックスがデバイスへの変更許可を確認してきた場合、「はい」ボタンをクリックします。
※管理者アカウントでない場合、管理者アカウントのパスワード入力が必要になります。
<常に管理者として実行する場合>
1) NetEnum5のショートカットまたは実行ファイルを右クリックし、メニューより「プロパティ」を選択します。
2) [プロパティ]ダイアログボックスの「互換性」タブを選択します。
3) 「管理者としてこのプログラムを実行する」をチェックします。
4) 「OK」ボタンをクリックします。
5) NetEnum5をショートカットまたは実行ファイルより実行します。
<Windows 10 / 11>
1) Windowsスタートメニューより「コントロールパネル」を選択します。
2) [コントロールパネル]画面の「表示方法」より「カテゴリ」を選択します。
3) 「アカウントの種類の変更」を選択します。
4) [アカウントの管理]画面の「PC設定で新しいユーザーを追加」を選択します。
5) [設定]画面の「その他のユーザーをこのPCに追加」を選択します。
6) [Microsoftアカウント]ダイアログボックスの「このユーザーにはサインイン情報がありません」を選択します。
7) 「Microsoft アカウントを持たないユーザーを追加する」選択します。
8) 次の項目を入力して「次へ」ボタンをクリックします。
「このPCを使うのはだれですか?」:ユーザー名
「パスワードの安全性を高めてください」:パスワード
「パスワードを忘れた場合」:任意の値
<Windows 8>
1) Windowsスタートメニューより「コントロールパネル」を選択します。
2) [コントロールパネル]画面の「表示方法」より「カテゴリ」を選択します。
3) 「アカウントの種類の変更」を選択します。
4) [アカウントの管理]画面の「PC設定で新しいユーザーを追加」を選択します。
5) [アカウント]画面の「アカウントを追加する」を選択します。
6) [このユーザーのサインイン方法]ダイアログボックスの「Microsoft アカウントを使わずにサインインする」を選択します。
7) [ユーザーの追加]ダイアログボックスの「ローカルアカウント」ボタンをクリックします。
8) 次の項目を入力して「次へ」ボタンをクリックします。
「ユーザー名」:ユーザー名
「パスワード」「パスワードの確認入力」:パスワード
「パスワードのヒント」:任意の値
9) 「完了」ボタンをクリックします。
※Microsoft Defenderが有効な場合の設定です。別のウイルス対策ソフトが有効な場合、設定できない可能性があります。
1) Windowsスタートメニューより「設定」を選択します。
2) [Windowsの設定]画面の「更新とセキュリティ」を選択します。
※Windows11の場合は[設定]画面の[プライバシーとセキュリティ]を選択します。
3) 「Windowsセキュリティ」を選択します。
4) [Windowsセキュリティ]画面の「ウイルスと脅威の防止」を選択します。
5) [ウイルスと脅威の防止]画面の「ランサムウェア防止の管理」を選択します。
6) [ランサムウェアの防止]画面の「アプリをコントロールされたフォルダーアクセスで許可する」を選択します。
7) [このアプリがデバイスに変更を加えることを許可しますか?]に対し「はい」を選択します。
8) [アプリをコントロールされたフォルダーアクセスで許可する]画面の「許可されたアプリを追加する」を選択します。
9) [最近ブロックされたアプリ]を選択し、表示されたダイアログボックスで[netenum5.exe]の左の[+]を選択します。
※[netenum5.exe]が表示されていない場合は、[すべてのアプリを参照]から[netenum5.exe]を選択して設定します。
10) [閉じる]を選択します。
サポート対象外のOS、またはサポート対象外と判断した場合、NetEnum5を起動できません。
※設定ファイルの変更により起動時のチェックを回避できます。
この設定を行った場合は予期せぬ不具合が発生する可能性があります。自己責任において設定してください。
※初期状態の設定ファイルは、NetEnum5をインストールしたフォルダ内の netenum5.ini です。
設定ファイルがない場合は、起動できない状態でも一度NetEnum5を実行すれば作成されます。
1) 設定ファイルをメモ帳などで開きます。
2) 「[NetEnum]」の次の行に、「OsCheckNone=1」と書込、保存します。
すでに「OsCheckNone」で始まる行がある場合は値を1に変更してください。
3) 次の実行時より、OSチェックを回避してNetEnum5が起動します。
4) OSチェックを再開する場合は、「OsCheckNone」で始まる行を削除、または値を0に変更してください。
NetEnum5は多重起動できません。
設定項目は次の通りです。不正な値や保存されていない場合は修正し、規定値を使用します。
検索共通設定セクション:NetEnum
項目名 | キー | 設定値 |
---|---|---|
検索方法 | FindType | 0:Windowsが認識しているホスト検索 1:IPアドレス検索 2:ルート検索 |
検索結果をクリアしない | AddResult | 0:新しい検索結果画面を作成する 1:既存の検索結果画面に追記する |
検索結果を上書きする | OverwriteResult | 0:上書きしない 1:上書きする |
同時実行スレッド数 | ThreadMax | スレッド数( 10~1024 ) |
名前解決における同時処理上限数 | NbtstatMultipleMax | 同時処理上限数( 0~999 ) 0は無制限 |
ホスト情報取得タイムアウト | HostInfoTimeOut | タイムアウト値( 1~9999 ) |
正引き名前解決タイムアウト | ForwardLookupTimeout | タイムアウト値( 1~9999 ) |
逆引き名前解決タイムアウト | ReverseLookupTimeout | タイムアウト値( 1~9999 ) |
比較時のキー列 | CompareKey | 0:IPv4アドレス 1:IPv6アドレス 2:ホスト名 3:MACアドレス 4:No. |
使用するブラウザ | Browser | ファイルパス |
使用するエディタ | Editor | 〃 |
検索結果の1ページあたりの表示行数 | LineMax | 表示行数( 1~256 ) |
起動時にOSチェックする | OsCheckNone | 0:チェックする 1:チェックしない |
アイコンサイズ | IconSize | 0:小(16ピクセル×16ピクセル) 1:中(32ピクセル×32ピクセル) 2:大(48ピクセル×48ピクセル) |
Windowsが認識しているホスト検索設定セクション:WindowsSearch
項目名 | キー | 設定値 |
---|---|---|
WSD/WNF選択 | FindWkgrpFunc | 1:WS-Discovery 2:Windows Network Function |
ワークグループ/ドメイン | GROUP | 指定した名称 |
ネットワーク機器を列挙する | EnumNtwkDeviceName | 0:列挙しない 1:列挙する |
キャッシュを使用しない | NoCacheNtwkDevice | 0:キャッシュを使用する 1:検索する |
タイムアウト | WSDTimeout | タイムアウト値( 1~999 ) |
IPアドレス検索設定セクション:IpSearch
項目名 | キー | 設定値 |
---|---|---|
IPv4/IPv6指定 | IPTYPE | 0:IPv4 1:IPv6 |
PINGのタイムアウト | PingTimeOut | タイムアウト値( 1~9999 ) |
〃のTTL | PingTTL | TTL値( 1~255 ) |
〃の間隔 | PingInterval | Ping間隔( 0~9999 ) |
名前解決を行う | DNS | 0:名前解決しない 1:名前解決する |
ARPテーブルのエントリを含める | Arp | 0:含めない 1:含める |
PINGが通ったホストのみ表示 | Pings | 0:全て表示 1:PINGが通ったホストのみ表示 |
送信データの調査用ログを出力する | EchoRequest | 0:出力しない 1:出力する |
受信データの調査用ログを出力する | EchoReply | 0:出力しない 1:出力する |
IP検索調査範囲セクション:SearchRange
項目名 | キー | 設定値 |
---|---|---|
調査範囲(IPv4) | RngeIpv4_[連番] | 0:対象 / 1:除外 カンマ区切り [対象アドレス]、または[対象アドレス/プレフィックス]、または[開始アドレス]-[終了アドレス] |
調査範囲(IPv6) | RngeIpv6_[連番] | 〃 |
ルート検索設定セクション:RouteSearch
項目名 | キー | 設定値 |
---|---|---|
相手先アドレス | ToAddress | ホスト名またはIPアドレス |
タイムアウト | TracertTimeOut | タイムアウト値( 1~9999 ) |
TTL | TracertTTL | TTL値( 1~255 ) |
名前解決を行う | TracertDNS | 0:名前解決しない 1:名前解決する |
表示項目設定セクション:ListViewOrder
※表示設定ごとに保存
項目名 | キー | 設定値 |
---|---|---|
表示名称 | 表示設定の名称 | カンマ区切りの表示項目リストの項目名 |
アカウント設定セクション:Account
項目名 | キー | 設定値 |
---|---|---|
使用するアカウント | AccountType | 0:現在のアカウント 1:指定のアカウント |
ユーザ名 | UserName | ユーザ名 |
パスワード | PassWord | 暗号化したパスワード |
ポートスキャン設定セクション:PortScan
項目名 | キー | 設定値 |
---|---|---|
調査するホスト | IPAddress | カンマ区切りのIPアドレス( IPv4、IPv6混在 ) |
名前解決 | Resolve2 | 0:名前解決しない 1:名前解決する |
TCP | TCP | 0:対象にしない 1:対象にする |
UDP | UDP | 0:対象にしない 1:対象にする |
タイムアウト | TimeOut | タイムアウト値( 1~3000 ) |
スレッド数 | Thread | スレッド数( 1~1000 ) |
調査間隔 | Interval | 調査間隔( 1~1000 ) |
接続可能ポートのみ表示 | Disp | 0:全件表示する 1:接続可能ポートのみ表示する |
調査するポート | PortType | 0:リストから選択 1:直接入力 |
ポート範囲 | PortRange | 対象ポート、またはポート範囲( [開始ポート]-[終了ポート] )をカンマ区切り |
調査するホストファイル履歴 | HostFile | 読込/保存した順番が新しい順にファイルパスを「|」区切り |
パケットキャプチャ設定セクション:Packet
項目名 | キー | 設定値 |
---|---|---|
インターフェース | Mon_NIC | ネットワークカードの接続名 |
インターネットプロトコル | Mon_IP | 0:IPv4 1:IPv6 |
キャプチャドライバ | Mon_Cap | 0:WSA形式 1:NDIS形式 |
IPv4キャプチャプロトコル | Mon_Protocol_4 | カンマ区切りの対象プロトコル名 |
IPv6キャプチャプロトコル | Mon_Protocol_6 | |
IPv4キャプチャ条件 | Mon_Filter_4_[連番] |
[条件]、[項目]、[値]をカンマ区切り [条件] 対象:0 除外:1 [項目] 送信元アドレス:srcip 送信先アドレス:dstip 送信元ポート:srcport 送信先ポート:dstport パケット長:len |
IPv6 (Windows Socket API) キャプチャ条件 |
Mon_Filter_6_winsock_[連番] | |
IPv6 (NDIS Capture LightWeight Filter) キャプチャ条件 |
Mon_Filter_6_ndis_[連番] |
メイン画面位置設定セクション:WindowPoint
項目名 | キー | 設定値 |
---|---|---|
モニター解像度 | Monitors | 全モニターのスクリーン座標 左端,上端,右端,下端,...[モニター毎繰り返し] |
左端座標 | X | メイン画面のスクリーン座標 |
上端座標 | Y | |
幅 | W | |
高さ | H | |
最大表示設定 | STYLE | 0:通常 / 1:最大化 / 2:最小化 |